NOTA, last.fm@Social Networking BAR

木曜の夜。会社の同僚に案内されてSocial Networking Barに初めて行ってきた。目的の一つは、ひさしぶりにベースを弾くことだったりする……

初めて本物のリッケンバッカーを弾いて「意外に弾きやすいもんだ」と感心したりしながら、いろんな面白いものを紹介してもらった。今日のエントリはそこから幾つか紹介。

まずは、「インターネットの新しいコミュニケーションツール」と銘打つ NOTA (ノータ)。

NOTA
http://nota.jp/

一言で言うと、Web ページをすごーーく簡単に作成するツール。でも、この説明だと NOTA の魅力はほとんど伝わらないような気がする。説明を聞いているときに、ふと思い出したソフトは Apple プラットフォームで提供されていた「キッドピクス」である。この「キッドピクス」をオンラインで、かつ多人数で使えるようにしたのが NOTA である、という説明が旨く説明できているような気がするのだが、どうかな?

別の観点から説明してみると、NOTA は Flash を使った非常に直感的なインターフェイスを提供しており、HTML の知識がまったくなくとも、テキスト、画像、お絵かき等の素材に対する「書き込み・図形の配置・リンク作成等ほとんどの作業をドラッグ&ドロップで行い、変更はリアルタイムで保存および更新されるため、Web上の共有のノート」(NOTA のページから引用)という風な説明も成り立つかもしれない。

NOTA のサイトには「NOTAを使えばだれでも1分でホームページができます」とあるが、1分は大げさにしても、素材さえ揃っていれば、10分もあれば、結構見栄えの良い個性的なサイトを作ることができる。ホームページを作るという使い方は当たり前で、オンラインでのコラボレーションにも使えるし、共用の落書き帳的な使い方も可能である。もちろん RSS 配信にも対応している。

非常に優れたツールであることは間違いない。明日にでも、デモサイトの使い方を把握しなければ。

もう一つは、オンライン音楽サービスの Last.Fm

Last.Fm
http://www.last.fm/

Last.Fm の FAQ にはこう説明されている。

What is Last.fm?

Last.fm is an online music station for discovering and listening to music and getting connected to other people into the same music as you.

他の人たちと音楽を通じて繋がっていく SNS 的な側面に目を向けると、音楽版 flickr ともいえるかと。ただ、flickr との違いは、flickr は自分が撮った写真とそれについた TAG を通じて他の人と繋がるのに対し、Last.Fm は商用の音源(具体的にはビートルズやプリンスのように CD 等で販売しているという意味で商用としておきます)の好みを通じて他の人と繋がっていくようである。この他人との繋がりという点において、Yahoo! Music とは異なってくる。

で、他の SNS 的なサービス同様に、Last.Fm は無料である。

Do I have to pay anything?

Nothing, it's free to sign up and tune into Last.fm. We do ask our users to donate something towards the cost of running Last.fm though :) In exchange you get extra features like Personal Radio.

聴くことが出来る音源はかなり音が良いので、これで無料というのは結構すごい。というか、著作権の面は大丈夫なんだろうか?と思うのだが、次のようなくだりも FAQ にはある。

Is Last.fm Legal?

Yes. We pay the MCPS/PRS a license fee which gives us permission to broadcast the music. Our license fee is distributed as royalties by the license authority.

こんな面白い物を教えてもらったり戯れたりしつつ(他にもいろいろあったのだけれど、また今度)、酒を飲みながらベースを弾いて、いろんな刺激的な人と話をすることが出来て、えらく楽しい一夜であった。感謝します>今日会った方々。