魚三酒場@深川

水曜日の夜。手頃に魚が食いたくて、近所の魚三酒場に行ってみる。10時閉店の店に9時前に入ったので、あわてて飲んで食わなければいけない状態である様子と他人事のように感じてみる。

まずは、生ビールを頼んで、かつおの刺身と生ほたるいかの造りをいただく。かつおは、初夏ほど濃厚な若さを感じるわけでなく、冬の間のすかすかした薄さを感じるわけでもなく、ほどよい味わい。

Katsuo Sashimi

ほたるいかもそれなりに鮮度がよい。しょうが醤油をつけて食べると、目玉が歯の間に挟まって、微妙に気になって仕方ない(というか、あまり気持ちよいものではない)。

Nama Hotaru Ika

生ビールは一杯で止めておいて、常温の日本酒をいただきつつ、あら煮(50円!)、大根煮、マグロの中落ちをいただく。

Ara ni

あら煮は、どうやらマグロの身のようだ。これで 50 円かよ。中落ちに火を通しているとすると…… 信じられないぐらい、お得だ。

daikon ni

大根煮は、もうちょっと味が滲みてもよいかもしれない。うまいけれどね。

nakaochi

この中落ちはうまいね。個人的には、ウマい居酒屋の最低条件の一つはマグロ関係が一定のレベルにあることだと思う。マグロがウマい店は、たいていほかの料理もウマいです。

予定通り10時きっかりに追い出されたけれど、飲む量としては足りていないので、森下駅寄りの「海人」(沖縄風の「うみんちゅ」、じゃなくて「かいと」と読む)にいって、もう少し飲んでみた(「残波」の白を4杯ほど)。

酒飲みには、深川はいい街ですな。