一日二麺

今日は昨日とちがって、比較的ゆったりしたペースで仕事を片付ける。来週は立て続けに打ち合わせやら会議やらが続くので、意図的にゆっくりと考えごとをしてみた。考えていたのは、商材やソリューションを伝えようとするときにマクロとミクロの視点で語り口を変えなくちゃいけないのか、変えるならどう変えていけばよいかという点。ディテールやスペックを語りきるのがよいのか、力強い一言で表しきるのがよいのか、どうなんだろうかというコトですね。まだ、結論は出てないけれど、やっぱり簡潔なメッセージを基本に据えるのがよいんだろうなという直感はある。

そういう考え事にちょうど合ってたのが、合間を縫って読んでみた、「ブランド」という、ちょっと安っぽい内容の可能性があるタイトルの本。

ブランド

でも、まだ半分ぐらいしか読んでないのだけれど、この本はいわゆるブランディングの方法論ではなく、企業というものをいかに表していくかという点を批判的に、時にはある種のシンパシーを見せながら、対談形式で軽妙に語り合っている。言っていることと表現形式があっていて、内容も割と面白いので最後まで楽しめそうだし、ピンときてフィードバックもあるような感じがする。

ただ、こういうマーケティングとかブランディングについて書かれたものを読んでいていつも思うのは、コンシューマー向けの企業 (B2C) が題材にとられていることが多く、エンタープライズ向けのビジネス (B2B) を主に展開している企業のマーケティングとかブランディングについてうまくまとめたものがあまりないこと。そういうのを、コンシューマーマーケティングとの対比でうまくまとめたものってあれば読む人多いと思うんだけれど。

さて、今日の食らい系。

昼飯は晴海トリトンスクエアのぽっぽっ家 ( http://r.gnavi.co.jp/g505925/ ) でらーめん (脂少な目、野菜多目) とライス小を食す。この店は、いろんなところで二郎系といわれてるようですが、僕は二郎系のほかの店を知らないのでなんのこっちゃよくわかりません。だいたい、らーめんって並んで食うもんだと思ってないので、代表的な店には行けないわけです。ただこの店は時間帯を選ぶと並ばなくていいし、勝どき・月島エリアで常習性の高いパワフルなラーメンってここぐらいしかないので、思わず食べにいっちゃうわけです。

晩飯は深川ギャザリア ( http://www.gatharia.jp/ ) で紅虎餃子房 ( http://r.gnavi.co.jp/g790912/ ) にて、鉄鍋餃子、麻婆豆腐、青菜炒め、四川風鰹たたきという黄金のメニューで生ビールを楽しみ、最後に担担麺で〆てみました。昼飯にパワフルなラーメンを食ったので、いささか力弱さを感じたけれど、紅虎の担担麺のスープも結構濃ゆいです。まろやかさを醸し出すために、スープ後半に酢を足してみるとこれがまたいい感じ。ただ、麺はスープに負けていて、今ひとつ自己主張が足りない感がありますね。

昨日、麺を食べなかったので、今日は一日二麺ということになりました。