モビリティと時系列

思わぬ人が、思わぬところに転職した。まあ、転職ってそうそうあるわけではないので(人によってはしょっちゅう転職してます、という場合もあるが)「思わぬ人が」というのはちょっと言い過ぎかも知れないけれど、転職した先が、ちょうど別件で関わりが増えそうな企業だったので、ちょっとびっくり。人が動くと、繋がりが切れてしまうか、より広く深くなるかの2種類があるけれど、今度は広がっていくかも知れない。

そういえば、先週末『ブランド』を読み終わりました。

ブランド

著者の二人は電通からそれぞれ独立していて、コンシューマー向けの広告の話が多いのですが、面白かったのは業界トップ企業の広告のレベルが、その業界全体のレベルを決めちゃうんじゃないかな、という指摘。たとえば、自動車業界の広告はトヨタの広告のレベルが上がらないと、面白くならないということ。へー、そういうもんなんだ、でもなんとなくわかる気がする、競合を意識しちゃうしね、という感じかな。

あと、テレビCMの場合、クライアントは競合他社のCMをすごーく気にするのに対して、広告代理店(というかメディアエージェンシーか)はそのクライアントのCMの前後に流れるCMをすごく気にするんだということ。確かに、見ている側としては、時系列でしかCMなんて見てないもんね。たまに雑誌広告を企画する身としては、ちょっと役に立つ意見である。

次に読み始めてるのは『キャズム』。面白そうです。

キャズム

閑話休題

自宅の無線 LAN の調子が悪いので、net stumbler というツールで調べてみたら、いつの間にか近所に 7 つもアクセスポイントが立ってた (そのうち 4 つは結構近い)。で、一番 SNR が高いやつが、うちのアクセスポイントと同じチャネル (ch. 6) を使ってたのが、調子の悪い原因であることが判明。で、チャネルを変えようと思ったのだけれど、ch. 11 にはすでに 2 つアクセスポイントがいるのである。で、ch. 1 に設定したんだけれど、実は ch. 4 に設定されたあまり電波の強くないやつがいる。Accton 製のアクセスポイントらしいけれど、これってデフォルト設定なのかしら?もしそうなら、かなりうっとうしい設定だこと。

今日の麺は、晴海トリトンスクエアのらーめん (脂少な目、野菜多目、麺細め) とライス小。ラーメン屋で細かな注文をするのって、シアトル系コーヒーショップでのそれに似てるけれど、店員のフレンドリーさはずいぶん違うね。