現実逃避?

ayustety2004-09-11


9.11 といえばやっぱり米国同時多発テロですね。あれから 3 年。たった 3 年前のことなのにずいぶん前のことのような気がします。

3 年前の今日、アトランタにいました。その頃アメリカに住んでいて、仕事でアトランタに出張したのです。テロが起きた理由とか、その後の米国政府の対応とか、そういうのはともかくとして、こうやってタバコをすっている間にも旅客機が突っ込んでくるかも、という漠然としたイヤーな感じはその辺をうろうろしているアメリカ人と共有してたと思います。それも近くに CNN の本社ビルがあればなおさらのこと。経済の中心であるニューヨーク WTC と政治の中心であるワシントン・ペンタゴンが標的となっていれば、CNN は標的リストの上位にあってもおかしくないわけです。

テロが起きてから数日間は、米国中のフライトがすべて止まっていたため、アトランタに閉じ込められることとなりました。今考えると、テレビの画面に繰り返し流れるテロの映像という直接的な事実だけでなくて、足止めをくらってしまったことによって生じた閉塞感も、イヤーな感じを増幅させていたように思うわけです。

なんてことを、ようやく取れた夏期休暇中にも関わらず仕事で書かなきゃいけない論文と悪戦苦闘している間の息抜きとして書いてみました。広く取りすぎたテーマに見合った内容を枚数制限内に収められるのか、なんてことがテロから 3 年経った今日の課題。

今日の麺は、那覇市久米の名も無い24時間営業の大衆食堂(というか名前忘れた)の沖縄そば (500 円)。沖縄そばはうまいし、泡盛のうっちん茶割りもうまいねぇ。これで論文さえなければ……