アメリカの大都市における同質性

今は、Boston から距離にして 20 マイル程度離れている Burlington という、アメリカの大都市近郊によくありがちな場所に来ています。大都市のダウンタウンからは外れているので、多少緑が豊かな地域を 20 分ほど走った後、Freeway のランプを降りるとすぐにショッピングモール(映画館付き)があり、企業のオフィスビル(建物は一階建てで、広い駐車場が特徴)が点在していて、ビジネス客を狙った一泊 100 - 150 ドルのホテルがちらばって建っている、というようなアメリカ国内に少なくとも 100 ヶ所以上ありそうであるが故に、既視感を強く感じてしまう土地な訳です。

こういう場所への出張では、食事面での楽しみはあまりありません。到着した日の夜は、ホテルのフロントで訊いたお勧めレストラン(二軒ともシーフードレストラン)の内の一つに行くことに。ホテルについてメニューを見ていると、ふと「このロゴは、そういや、昔ボストンのダウンタウンで行ったことがあるな……」なんてことを思い出したのですが、すぐさま同行者の一人も同じことを言い出す始末。「ここのクラムチャウダーは、わりと美味しかったよね」などといいながら、当たり障りのないシーフード(Assorted Fried Seafood、a Dozen of Oyster 等)を頼み、Samuel Adams という、全米どこでも飲めるんだけれど一応ボストンだから頼まなくちゃねビールを頼んで、可もなく不可もない、そこそこのディナータイムとなったわけです。

で、今日の夕方には Philadelphia の郊外に移動するのですが、これまた同じような雰囲気の漂っている場所。こういうのが続くと、いくらアメリカ出張といっても、消耗感が結構強いですね、ホント。


最近、麺を食ってないなあ。帰国までにはベト麺食わないといけないけれど、面子的には難しいかな……