技術者である、ということ。
僕が新幹線本を買ったときに、確か、この本↓は横に並んでました。
新幹線をつくった男 島秀雄物語 (Lapita Books)
- 作者: 高橋団吉
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2000/04/01
- メディア: 単行本
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僕が買ったのは『新幹線がなかったら』(山之内秀一郎:朝日文庫)という本でした(文庫のほうが安かったから、ということは口が裂けてもいえない……)。
しかし、
> エンジニアは、簡単に出来ないと言ってはいけない。
> 出来るは簡単に言えるが、出来ないことを確認することは大変。
> 出来ないと言うことは逃げなのかもしれない。
というのは名言ですね。なぜそう思うかというと、(自分のことを棚に上げて言うと)現実はこの逆だったりするからです。
- エンジニアは、簡単に「できない」と言う……
- 「できない」を簡単にいうくせに、「できる」ことを確認するのは億劫……
- 「できる」というと、周りのみんなが逃げてしまうのです……
昨今、技術者の間では、MOT (Management of Technology) ということがにぎやかに語られていますが、それ以前に、プロフェッショナルとしての技術者のあるべき姿についてのロールモデル的なものが示されてもよいのではと思うところがあります。