一日を台無しにする新富町の感じの悪いイタリアンレストラン

土曜日の夜。築地のすし屋で刺身を軽くつまみつつ日本酒をいただいたあと、新富町のイタリアンにいってすこしパスタをいただいて帰ろうとすると、あまりに感じの悪い店で、せっかくの休日一日が台無しになってしまった。

その店は、何の躊躇もなく名前をさらしますが、新富町にある "Trattoria da ciccio" という店です。場所は、新大橋通り沿いの入船橋交差点から、八丁堀側に寄ったところです。詳細は次の URL をご覧ください。

Trattoria da ciccio
http://www.ciccio.jp/

料理はいささか塩味が強く感じられるものの、濃厚な味付けのソースと食感の良いパスタでイタリアンレストランとしては十分に合格点をつけられる店です。都心部に訪れることなくこうしたイタリアンがいただけるのは寧ろありがたいぐらいです。ちなみにいただいたのは下のポルチーニのクリームソースのフェトチーネ(一口食べてから写真を撮ったので、左側の皿の汚れは気にしないで下さい)とあともう一品(パスタ)です。

で、何が気分を害するかというと、店員(黒髪でヒゲ)の接客です。

僕らが店内に入ってからの案内も、決して心地よいものではなかったのですが、問題の発端はドリンクの注文を取りに来たときのこと。前のすし屋で日本酒をわりに飲んでいたので、柑橘系の効いたさっぱりとしたカクテルを飲みたくて、店員に「サングリア、ありますか」と聞いてみました。ちなみにサングリアとは、主にスペインで飲まれる飲み物で、赤ワインに各種フルーツと各種フルーツジュースを入れて割ったもので、さっぱりとして、食前酒には飲まれてもおかしくないものです。

その問い合わせに対しての答えは「うちはイタリアンレストランですから」というもの。だからなんなのでしょうかね?と思いつつ、その回答に唖然としながらも、メニューを見ながらほんの数秒で別の飲み物を決めて頼んだときには、別のテーブルについている常連客と思しき人たちと話し込んでいて、こちらのオーダーなんてほったらかしにされてしまいました。

ちなみに、頼んだ飲み物はキール (Kir) です。せっかくなので Kir Royale はありますか?ともたずねてみました。Kir や Kir Royale はイタリアの飲み物ではなくて、フランス発祥の飲み物なんですけどね。

この後も、びっくりするぐらいに店員の対応が悪かったので、会計を済ませて店を出るときに「あなた、本当に接客の態度が悪いですね」と指摘すると、まったく悪びれる様子も感じられず、むしろ開き直った様子で「あ、すみませんね」の一言で片付ける始末……

めったに見られないぐらいに応対の悪い店員なので(たぶん根拠なく、僕と相性が悪いのかもしれません)、誰かまた一緒にいって一日を台無しにしてほしいのですが、希望者はいませんか?