御蔵@渋谷

金曜の夜。仕事で知り合ったのだけれど、心置き無いといって差し支えない人たち3人と渋谷で食事。場所は、銀座で一度訪れたことがある『御蔵』。入り口では和の香の匂いが漂い、渋谷の真っ只中にありながら落ち着く感じ。

京の田舎料理 御蔵
http://www.fukunaga-tf.com/mikura/inaka/main.html

「蓮根の飯蒸し」から始まって、京風のあっさりとした料理が続いたのだが、硬軟織り交ぜた話題で話をしてたので、写真を撮ったのはほんの2枚。

かぶら蒸し

京都といえばかぶら蒸しですね。話に夢中になったので、冷めてから食べてしまったのだけれど、いい感じ。

そういえば、数年前に京都でふらっと入った割烹みたいな小料理屋で食べたかぶら蒸しはホントーーーに旨かった。うまいかぶら蒸しって京都の食べ物で一番旨いものかも知れない。というのは言い過ぎかもしれないけれど、でも、他の土地でなかなか食えない旨いものの一つであることは間違いないはず。

また、写真はないけれど良かったのは焼き穴子京野菜の炊き合わせ。穴子が意外にさっぱりしてて、京野菜といい感じの組み合わせ。江戸鮨の煮穴子と違って、もっとこういう食べ方って普及してもよいのでは。鰻の蒲焼に対する、白焼きのようなポジションかもね。

あと、〆のご飯の時に出てきたのが、これ。めざし。

めざし

ここまで、さっぱりしためざしを食べたのも久しぶりかも。

ふと気づいたのだが、この2枚の写真だと貧相な和食居酒屋みたいに見えるかも。でもそうではなくて、個室でゆっくり食べるという場合には、渋谷という場所を勘案すると使い勝手のいい店です。もちろん、ハイグレードな料理と雰囲気を求めるなら、もっと別の店があるとは思うけれど(というか、そーゆー場合には南青山とかに行けばいい)、この店はマークシティの中だけれど、静かで落ち着いていて悪くないと思う。

広がりのある装飾が施された6人用の個室を4人でつかって、ゆっくりとして、最後にはくだらない話で盛り上がれたので、週末を〆る一夜としてはよかった(と、自画自賛しておくか)。