サンボマスター、The Earlies、The Chemical Brothers、Steve Vai

年末から年明けまであまり CD ショップに行かなかったり、Amazon を覗いてなかったので CD を買うことが少なかったのだが、最近立て続けに CD を手に入れたので、そのレビュー(一部、ファーストインプレッション的に)。

バービーボーイズ (声とギターの感じが似てる) meets ブルーハーツ (バンドとしての勢いは) meets 泉谷しげるといった感じのジャパニーズ・パンク・フォーク。哀愁漂わせながらも爆発的なノリで、日本語にこだわって歌い上げている(歌詞に英語がないので)。

僕の音楽の趣味は、邦楽:洋楽比率が2:98ぐらいなのですが、なぜか違和感無く聴いていて、結構はまっているかもしれない。これを聴きながら晴海埠頭をジョギングしてると、かなり切なくなってくるし。

うむ、よく考えてみると意外にすごいバンドになるかも知れない。ボーカルの声が非常に良いのですが、サビのメロディラインの展開にバリエーションが少ないのはちょっと気になるけれど。

THESE WERE THE EARLIES(2枚組)

THESE WERE THE EARLIES(2枚組)

汐留の WAVE で試聴して、よかったので購入。まったりとしたサイケデリックミュージックで、Tortoise からデジタルを少し減少させて、オーガニックな感じを強めたような雰囲気。ライナーには「13 人のアーティスト、約 50 種類の楽器を駆使して作られた壮大なサイケデリック・オーケストラル・ポップ」とあるけれど、そんなに壮大ではなくて、あくまで有機的で親密感の高い音楽である。

PUSH THE BUTTON (CCCD)

PUSH THE BUTTON (CCCD)

ちょうど今、これを書きながらはじめて聴いているところ。ミディアムテンポの曲がのっけから続いていて、淡々とした感じ。聞き込んでいくにつれて味とコシが出てきそうな雰囲気。半年後に愛聴盤になってればいいけれどという感じかな。

Flexable

Flexable

Passion & Warfare

Passion & Warfare

昔、レンタルレコード屋で借りてきてカセットテープに録音したものを聴きまくったアルバムを、ふと、Amazon で買ってみた。最近のこの人の CD はほとんど聴いていないが、やっぱりこの人は「奇才」という呼び名がふさわしいと実感。適度なポップさと、変態度の高いフレーズと、根拠なしの壮大さと。

"Flex-Able" の Little Green Man, Next Stop Earth、"Passion and Warfare" の Answers, Ballerina 12/24 辺りが個人的には好みかと。