Yahoo! 10 周年

3/2 で Yahoo! 10 周年ということで、Yahoo! スタート当時のページが公開されている。

http://promo.yahoo.com/birthday10/incorporation/

そーか。10 年か。早いな。

そういえば、www.ntt.jp には「日本の新着情報」ってのもあった。www.ntt.jp って言われても、古い話なので知らん人も多いかもしれん。2nd domain が .co, .ad, .ac, .go, or. ぐらいしかなかった頃に、唯一企業名ドメインを持ってたのが NTT だったという昔話である。数年前に ntt.co.jp に移行してしまったので、現在はアクセスできない。

で、せっかくなので www.ntt.jp で google ってみたら、こんな文章がでてきた。

4.WWW(World Wide Web

WWWは、いまもっともトレンディなシステムといっていいでしょう。情報を辿っていくという点ではGopherに似ていますが、ハイパーテキストという概念に基づいて設計がなされている点が新しいといえます。

ハイパーテキストについては、マッキントッシュに詳しい方は御存じかと思いますが、情報ブラウザ、特に、次々とリンクを辿っていくことで関連した情報をすばやく引き出せる情報ブラウザを構築するのに非常に適しています。木構造というより、任意のグラフとしての情報ネットワークとなります。

リンクを張るためには、URLという世界でユニークな名前を使います。例えば、日本で有名なのはNTTのWWWサーバかと思いますが、このURLは

http://www.ntt.jp

というような名前で表されます。www.ntt.jpは、インターネット上のホストの名前で、http://www.ntt.jpのような名前へのアクセスを指示すると、遠隔ホストである www.ntt.jpからその内容をとってきて表示します。その内容にまた、別の http://www.someotherdomain が含まれていて、そのアクセスを指示することをくりかえすわけです。

http(HyperText Transfer Protocol)は、ftpとおなじように接続のプロトコルを表します。つまり、システムはユーザの指示に従い、次々と指示された情報とってくるのに、httpプロトコルを使うことになります(その情報にはまた別のURLが含まれているわけです)。

Gopherの場合、準備された情報にアクセスするという印象がありますが、WWWの場合は、ネットワーク上のユーザが各自、互いに情報を提供し合っているという印象を受けます。実際、いろんな人が遊び感覚で提供している情報がたくさんあります。

WWWを利用するのに使うプログラムの最も有名なものはMosaicでしょう。これは別名インターネットキラーと呼ばれています。つまりMosaicは図や音声などのマルチメディア情報を扱えるようになっており、これらの情報量は一般に文字情報と比べてかなり大きいので、Mosaicを使っていると無意識のうちにたくさんのデータをインターネット上を移動させてトラフィックを増大させてしまうことになるわけです。Mosaicについては、たくさんの雑誌が紹介記事を載せています。

百聞は一見にしかず、というか。
新しいことの説明は難しいし、自明の物を説明するのも難しいものだ。