ITmedia がまとめる「WiMAXと携帯、融合のシナリオ」

ITmedia に「見えてきたWiMAXと携帯、融合のシナリオ(前編)」と題した記事が掲載されている。とりあえずクリッピング

見えてきたWiMAXと携帯、融合のシナリオ(前編)
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0507/04/news010.html

ちょっと細かいところに突っ込み。

通信業界で、WiMAXというのはかなり以前から知られていた技術だ。米国では既に商用化されており、1つの基地局で広範な範囲をカバーできることから「LAN」でも「WAN」でもない「MAN」、すなわちメトロポリタンエリアネットワーク(都市単位のネットワークインフラ)を構築できるとうたわれている。

<中略>

通信技術というものは、採用する事業者が多ければ多いほど機器の調達コストは安くなる。さきほど業界関係者が「1社が手を挙げたくらいでは」と話していたが、多数の事業者が採用するなら状況は180度変わる。機器が大量生産され、安くなり、それによって採用事業者も増え、また機器が大量生産され……という正の循環に入る可能性があるわけだ。

通信業界では WiMAX がかなり知られていて日本以外の国では比較的商用化されているのなら、機器の調達コストの低廉化については、このロジックは成り立たないだろう。

実は、先日イー・アクセスも記者懇親会を行った。ここで同社幹部が、WiMAXをどう使うのか発言している。こちらはモビリティ強化型のIEEE 802.16eと3Gを融合するもので、この方法論もなかなか面白いものだが、紙幅の都合もあるので続きは次回にしたい。

面白そうですね。次回も期待しています。