J:COM 、ウィルコムと提携し自社ブランドでPHS事業に参入 ⇔「グランドスラム」

CNET Japan のニュースから。

J:COMウィルコムと提携し自社ブランドでPHS事業に参入

J:COM 代表取締役社長の森泉知行氏は、「J:COMは、CATV、ブロードバンドインターネット、固定電話の3つのサービスを組み合わせて提供する“トリプルプレイサービス”の先駆けとなった。これに移動体通信サービスを加えて4つのサービスを提供する“グランドスラム”を模索する動きが出ているが、今回の提携でJ:COMグランドスラムの第一歩を踏み出したことになる」としている。

 グランドスラムでサービスを提供することで、J:COMはバンドル率の向上や解約率の低減、ARPU(Average Revenue Per User、1加入者あたりの月間売上高)の増加を見込む。J:COMでは、既存の3つのサービスはすべて同社がインフラを構築した上で提供していたが、移動体通信サービスにおいてはインフラへの投資の予定はなく、「パートナーとの協業でやっていく」(森泉氏)としている。

 一方、ウィルコム代表取締役社長の八剱洋一郎氏は、J:COMとの提携に至った経緯について、「J:COMは携帯電話会社の資本が入っていないため、お互いにWin- Winの関係を構築しやすい。また、J:COMのバンドルサービスと販売チャネルにより、新たなマーケットが創生できる」としている。

TBS - 楽天の話に代表されるようなコンシューマーにリーチする「メディア」側だけでなく、「インフラ」に近い側でも、放送 - 通信の境目での囲い込み戦略がこれからますます激化することを示しているのかね?

なぁーんてことも重要かもしれないけれど、それよりも、今日はこれに参加できたことがかなり絶対的に面白かった。なにかあそこから「トリプルプレイ」とか「グランドスラム」がうまれてくると面白いのにと思いつつ、ビールを飲む手がグイグイと進む一夜でした。