のう天気@森下
ロッテマリーンズが日本一になった水曜の夜。静かにのんびりと飲むことにする。
ちなみにパリーグ優勝を決めた夜に初めてこの店に来た。決してロッテファンが満ち溢れてがやがやと騒ぐような店ではない。たまたまロッテの試合の時にテレビのある(そして試合を中継していた)この店にいただけである。店自体は落ち着いた雰囲気の中で、丁寧につくられた料理をいただくことが出来る心安らぐ居酒屋である。
とりあえずは生ビールを頼んで、一緒に鶏とねぎの和え物を。
葱と胡麻油の香りがうまく混ざり合ったところに鶏肉の柔らかい触感が楽しい一品。ビールにも焼酎にも合いそう。
ついで、大根と帆立のサラダ。
これも細切りにされた大根のサクサクさと帆立のクニュクニュした触感の組み合わせにドレッシングの濃さがうまく合っている。鰹節がかかっているのも、海の香りをほのかに感じさせて嬉しい。
ここらあたりで、ロッテ優勝決定。ビールかけを楽しみにする選手に対して、こっちはビールから日本酒に移行。確か、浦霞を頼んだかと。
で、それにあわせたつまみをいただく。まずは小肌酢。
きれいな色の小肌。さっぱりうまい。皿の青との対比も綺麗。
で、肉豆腐。
香りのよい味噌だしに柔らかな豆腐と肉と卵。ぐつぐつ煮える土鍋で供されて、肉豆腐というより小ぶりの肉鍋といった風情。
あと、時鮭の塩焼き。
ほろほろと身がほぐれて、塩が結構効いてるので、ほんの少しずついただいてみる。これまた酒にあうつまみ。
あらかた食って、いい感じに酔ったので、この夜はこれでしまい。