宮里そば@名護

名護あたりをうろうろしているときに、腹が減ったね、そば食べたいよねという話になったら、やっぱり宮里そばでしょう、という話を聞いていたのだけれど、実際にそういう状況になって、実際に宮里そばに連れて行かれた。

宮里そば
http://www.churashima.net/gourmet/soba_museum/okinawa/miyazato.html

宮里そば

店の周りは車が止められるようになっているのだが、だるそうに寝ている犬もいたりする。上のリンク記事中にもあるが、まさしく、島ゾーリが似合うそば屋である。

宮里そば・店内

店内は、プラスチックのいすとビニールのギンガムチェックのテーブルクロス。そばを食う環境というか、インテリアとしてはある種の完璧さを備えているじゃないかと思わせられないでもない。

入り口で食券を買って、三枚肉そばを注文する。ほんの2、3分ほどで、運ばれてきた。

三枚肉そば

三枚肉そば・麺

麺は心もち細めだが、細麺というほどではない。そんなに縮れてもいないのでつるつるっとすすれる。一瞬、さぬきうどんを思い出させた、のどこしのよさを持っている麺である。また、スープは鰹の香りがして、麺のつるつる感とウマく合っている。三枚肉も、やわらかく煮込まれていて、文句なし。

全体のバランスが、平凡さ・中庸さが時間をかけて洗練されるとこうなるのかな、と思わせられた。確かに、名護あたりをうろうろしているときに、腹が減ったね、そば食べたいよねという話になったら、やっぱり宮里そばでしょう、という話は認めましょう。宮里そば、おそるべし。