802.16-2005 (802.16e) 標準化終了

unstrung.com によると、802.16e として作業が行われていたモバイル WiMAX 技術の IEEE での標準化作業が完了した。

IEEE OKs 802.16e Standard
http://www.unstrung.com/document.asp?doc_id=85346

ちなみに IEEE のメッセージはこちら↓。

802.16e Draft approved as IEEE Standard on 7 December
http://ieee802.org/16/arc/802-16list2/msg03069.html

The Institute of Electrical and Electronics Engineers Inc. (IEEE) this morning announced the approval of the 802.16e standard, the specification that will serve as the basis for mobile WiMax technology.<中略>

The new standard will officially be named 802.16-2005. Mobile WiMax trials and certification testing by the WiMAX Forum could now proceed in the first half of 2006, industry observers say, with products to follow in late 2006 or 2007.

802.16d(固定版 WiMAX)が 802.16-2004 と命名されたのと同様、802.16e の正式な名称は 802.16-2005 となった。
標準化作業完了につづいて、今後予定されているスケジュールとしては WiMAX フォーラムによる認証テストが 2006 年前半にも可能になり、2006 年後半から 2007 年にかけて 802.16-2005 対応製品が市場に出回ることが予想される。

The next step in mobile WiMax’s development will come on the ski slopes at the Turin Winter Olympics in Italy next February. On Monday, Telecom Italia announced it will run trials of mobile "WiBro" technology (the Korean version of WiMax) with South Korean electronics giant Samsung Corp. during the Olympics, Feb. 10-26.

サムソンの協力の元で韓国版モバイル WiMAX である WiBro を使用して、テレコムイタリアが 2006/2/10 - 26 に開催されるトリノオリンピックのスキー場でトライヤルを実施するとのこと。

p.s.

12/9 には CNET Japan でも記事に取り上げられました。

IEEE、モバイルWiMAX仕様「802.16e」を承認
http://japan.cnet.com/news/com/story/0,2000047668,20092540,00.htm

Wi-Fiの転送速度はWiMAXに匹敵するが、信号伝送距離は及ばない。すなわち、Wi-Fiを利用して地域全体を網羅する屋外ネットワークを構築するには、何百というアクセスポイントを設置しなければならなくなるのだ。

まさしく、ライブドアがんばれ(棒読み)だよな。

NAHA マラソン

というわけで、NAHA マラソンを走ってきました。

NAHAマラソン
http://www.naha-marathon.jp/

いちおう完走して、完走記念のメダルはもらえました。

Naha Marathon Finisher medal

が、予想していたよりずいぶん時間がかかってしまって、しばし反省。

天候は朝から風がきつく、小雨も降ったり止んだりで、本来なら家でぬくぬくとコーヒーを入れて本でも読んでいるほうが幸せな気分になれるはず、と思わせるような悪天候。それでも 2 万人以上のジョガー(沖縄ではランナーといわずにジョガーと呼ぶそうで)が朝 9 時に奥武山公園をいっせいにスタート。

走っていて思ったのは、これぐらいずっと沿道に応援がいるとホントに心強い。公設の給水ポイントは 10 ヶ所ほどあるのだけれど、地域や個人が設けている給水所がいたるところにあり(その中にはアクエリアスなどのスポーツドリンクを配っている方も結構な数見かけました)、また黒糖、バナナ、梅干、スッパイマん、みかん、塩(シママース)、おにぎり、チョコレート、飴などを配っている方々も多数。僕はちょっとした時間つぶしに「次はなにを食べようかなー」などといささか失敬なことを考えながら走ってました。で、結局、全部でアクエリアス1本、バナナ2本、みかん3つ、黒糖6,7コとチョコレート・飴をそれぞれ1つづつ、塩少々をいただいたのです。これはずいぶんと励みになりました。ホントに。同じようなマラソン大会を東京で実施しても、このようなホスピタリティにはめぐり合えないのだろうなと思うことしきり。

さて、今回のスローペースの根本的な原因はひざの痛み。20km ぐらいまでは、スタート時に予定していたペースでのんびり走ってたのだが、折り返し点前後から徐々に左のひざが痛み出す。ひざを気にしだすと、走り方が変わるのか、それともトレーニング不足(たぶん原因はこちらだろう)なのか、太ももがかすかにつりだす。そのままだましだまし走ってたが、ひざの痛みは激しくなる一方で(それも両ひざとも)、結局 33 - 34km ぐらいからひざに負担をかけないように競歩のような状態となり、そのままゴール(そういう意味では「完走」とはいえないかも)。スタミナ的には激しくつらかったというわけではないので、筋力アップやシューズやサポーターの選定など、ひざへの負担軽減が今後一番必要な対策であると文字通り痛感。

ちなみにマラソン前日にカーボローディングと称して、オリオンビールと一緒にいただいたのはこういう感じ。

アーサチャーハン

ソーメンチャンプル

新宿にもある沖縄料理店「ナビィとかまど」でいただきました

ナビィとかまど
http://r.gnavi.co.jp/f049000/

東京どこ系?

東京どこ系?
http://u-maker.com/170276.html

結果は「新橋」でした。

●新橋系のあなたは、凡人のふりをしたがる才人です。ほとんどのことは人並み以上にこなせるし、いくつかのことは、人よりもずっと上手にこなすことができます。けれど特別扱いはしてほしくないと思っているので、わざと失敗して見せたりすることも…。そのようなあなたの試みは大方成功しており、見た目気軽な雰囲気を持っています。そのせいで人に軽く見られがちでもあるのですが、かといって爪を見せないのがあなたなのです。一方、自分が苦境に対峙すると、「こんなこと、どうでもいい」と言ってしまうような子どもっぽさもあります。基本的には寂しがり屋で、人が好きです。
●ayustetyさんを狙っている異性は、5人います。

狙っている同性がいなくてよかったです。はい。

真好味(しんほうみ)@茅場町

今週はカーボローディングの週だということで炭水化物をがんがん取らねば、というモード。というわけで、茅場町でラーメンを食いに真好味へ。四川みそラーメン+粥のセット。

注文すると、ほどなく干しエビと貝柱が入った粥が出てくる。ダシもうまいし、コメもうまい。

粥

のんびり粥を味わっていると、四川みそらーめんがやってくる。

四川みそラーメン

ダシがしっかりきいたスープで辛味と旨みが絶妙なバランス。

しかし、よくよく「カーボローディング」を調べてみると、

レースの3日前からごはんやパスタなどの糖質中心の食事をとる方法が主流となっている。仕上げとなるレース当日の朝食は、餅入りうどんやおにぎりなどの穀類主体で消化のよいものに加え、グリコーゲン蓄積に効率よく働くクエン酸を含んだオレンジジュースをとるとよい。

ということでした。週末をめがけてだとすると、ちょっと焦りすぎたかも……

Appleはどこに行こうとしているのか - ET 研

よく晴れた日曜の午前、Emerging Technology 研究会に行ってきた。今回のお題は Apple Computer。

11月開催:Appleはどこに行こうとしているのか
http://sw.cocolog-nifty.com/et/2005/10/11apple_ef5a.html

議論において、どの軸で評価するかをわかり易くするために、比較対象に取り上げられたプレーヤー群の例はこんな感じ。

こうしてみると、Apple の舵取りってずいぶん大変だ。だからこそ、こういう風にテーマとして取り上げられるのだろうけれど、同じ規模の企業の中では難しい部類の環境にあるほうなのでは、と感覚的に思う。

それぞれの軸に沿って、時には深く、時にはあっさりと言及されただけで終わったりしながら、行きつ戻りつと議論が進んだのだけれど、その話を聞きながら考えていたのは、やっぱり Apple のコアにあるのは、広い意味でのデザインというか、パッケージングという部分であるということ。

今日の話の中では、ユーザ・インタフェイスという風にも言及されてましたが、物欲を掻き立てるインダストリアルなデザイン要素から、ソフトウェア的な部分でのユーザインタフェイスから各種コンポーネント間でのシームレスなユーザエクスペリエンスの設計までを含めた総合的なパッケージングが肝であり、そこが上記の軸に出てくるほかのプレーヤーにくらべて Apple が勝っているところなのだろう、と。そして、それゆえに限定されたターゲットを狙った現時点のポジションから一歩進めて、ソニーパナソニック的に汎用的なセグメントまで取り込んでいくのはつらいじゃなかろうか、という気がする。

あと、議論の途中でワイヤレスに関して予想通りに話を振られて、別のことを考えてたので話せなかったのですが、iPod にワイヤレスコネクティビティをもたせるのは、そんなに簡単なことではないような気がします。

根拠の一つ目はユーザインタフェイス。PC / Mac との USB / Firewire 接続のかわりに WiFi をつかうのか、それとも iPod から直接インターネットに接続させるかでユーザインタフェイスがぶれるはず。一歩間違うと iTunesiPod への搭載が必要にあるかもしれない。

二つ目は、どの接続方式を採用するかという点。WiFi は一番簡単ですが(安いし、消費電力もずいぶん小さくなったし)、既存の USB の置き換えなら Wireless USB を待っても良いかもしれない。一方で、Mobile WiMAX はまともに使えるようになるのは早くて 2007 年後半で、おまけにアジア(含む日本)が先導的市場となり、その市場の重要度は Apple は高くないわけだから、Mobile WiMAX に関しては可能性はかなり低いはずという風に読める。

で、最後の根拠は、携帯電話に iPod の機能を搭載するという選択肢(とその影響)。いまのところモトローラと組んで米国市場(Cingular)向けに iPod 機能を搭載したモデルを提供しているが、そこでの経験を元にして、欧州または日本にも展開してくると、iPod そのものにワイヤレスコネクティビティをもたせなくても良くなるはず。そういう意味ではモトローラiPod モデルの動向はちゃんと見ておく必要があるかもしれない。

研究会後の懇親会でも話題にしたのですが、個人的には、Apple に対してはこういう風な戦略を難しく考えてなくて、なにか良くわからないけれど、かっちょよくって物欲を刺激しまくるガジェットをぽーんと出してくれるほうが、楽しくて好きです。

経県値&経県マップ

経県値&経県マップ
http://www.geocities.jp/karasugawahekiheki/keiken-map.html


僕の「経県値」は 153 点でした。

未踏なのは、青森県岩手県福島県島根県高知県佐賀県長崎県の7県。せっかくなので今後の旅行先候補に加えておくことにしよう。